まだほんの少し前までは、午後3時半を過ぎると洗濯物を取り込むのが、在宅療養者のボクの仕事だったのですが、きょうなんかは5時を過ぎても太陽が眩しくて、洗濯物も嬉しそうでしたので、なかなか取り込めませんでした。
その内に妻が、誰も取り込んでくれないから…って小言を言いながら取り込みにかかりましたけど、外気は結構冷たいから、洗濯物もヒンヤリとしてきているってさ。ゴメンネ。
今朝は9時からという早い時間に、母親の訪問入浴サービスに来ていただきました。
前回は午後の1時からでしたが、2回目の今回は一番風呂ということでした。入浴の条件として、体調の確認は勿論ですが、食事は1時間前までに済ませておかなければなりません。
それと、ボクも朝食と身支度を整えておく必要があります。8時に起きていては、きつい日程になりますので、いつもより少し早めに起きなければなりません。
でも、こんな時に限って前晩の眠りが不調で、目覚ましの音に気が付きませんでした。
6畳の和室にシートを敷いて、その上にFRP製のデッカイ浴槽がセットされます。
ボイラーを通してホースでお湯が張られ、部屋の中は湯気でモウモウ…だと思います。心地良さそうに洗ってもらっている母親の声を、襖越しに聞いています。
月に3回ぐらいのペースになりますが、血行が良くなるとともに、シャンプーや、手足の爪も切ってもらえますので、入浴後は「あー、サッパリした」と喜んでいます。
デイ・サービスでの入浴という方法も有るのですが、まだ正式な介護認定が下りていませんので、暫定的に訪問入浴を利用させてもらっています。
まさか、我が家でこのような福祉サービスを受けようとは、夢にも思っていませんでしたが、できるなら再び自力で自宅の風呂に入れるように頑張ってほしいと願っています。
少しずつですが、本人にも前向きの姿勢が見られるようになってきました。
ワンボックスのワゴン車で来ていただくのですが、前回にこの車を見たご近所の奥さんが、病状を心配していただきました。そりゃそうですね、「訪問入浴車」なんて書いてありますから、既に寝たきりの状態だと思われても仕方ありません。
きょうも、副自治会長さんに見られましたので、少しばかり煙が立つかも知れません。
「あそこの家は世帯主が変な病気であまり外へ出ないし、老母は寝たきりのようだし、奥さんは大変だろうなー」なんてさ。どうぞ、お構いなく。心配は、ご無用ですからね。
ボクのブログも、次から次へと新しいネタが生まれてきますので、本題・本筋が危うくなってきていますが、訪問者の皆様には、それはそれで違った情報を楽しんでいただければヨロシイのではないかと、かように考えております。
ところで、入浴の看護師さんに便秘対策には『ヤクルト』がイチバンと自信を持って教えていただき、母親は毎朝1本ずつ飲むようになりました。
それがですね、昨日辺りから便通が良くなり過ぎたとでも言いますか、2時間おきぐらいに少しずつ出るような状況になりまして、ポータブルトイレにしゃがむたびに、お尻を拭かせてもらっています。
人の肛門って、どの程度の強さで拭いてあげれば良いのか、加減が難しいですよ。
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